敬称略・順不同
とても深田監督らしい、『LOVE LIFE』というタイトルからは想像もできないような、人と人との気持ちのすれ違いや、そこから生まれる痛みみたいなものが非常にリアルに繊細に描かれていて、僕は大好きな作品です。
是枝裕和
映画監督
空っぽになってしまった心の拠り所は、人や言葉のように分かりやすい場所にはない。 風が吹く、光が差す。猫が顔を出しては居なくなる。 ふと、恵みの雨だって降る。 不確かなものに導かれた先に、たしかな幸せがあるのかもしれない。 息するのを忘れて見入ってました。ラストシーンを見て、ちゃんと息をしようと思いました。
仲野太賀
俳優
ごくありふれた集合団地の空間が、胃がちぎれそうな緊張感を、息を呑むサスペンスを、 重層的な寓意を醸し出す……子役含むキャストのポテンシャルの引き出し方も超一級。 深田晃司監督、やはり世界レベル!
ライムスター宇多丸
ラッパー・ラジオパーソナリティ
薄氷の上に成り立つ私たちの日常。 理解しきれない多面的な他人と、繋がり離れて依存し裏切り、 その""どうしようもなさ""ごと抱えて、 手を携えて生きていく。 ままならない私たちが、 白黒つけることなどできない人間という生き物が、 それでも心底愛おしい。
宇垣美里
フリーアナウンサー
一言で感想を述べるのが難しい・・・。 とても素晴らしかったです。 小説や詩が言葉を尽くして、なんとかたどり着きたいとおもう場所が、 反射した光の中に、一瞬かもしれませんが、映り込んでいたような気がします。 それがなんなのか、やはり言葉にするには難しいのですが。
燃え殻
会社員・作家・エッセイスト
得体の知れない気味の悪さや逃れようのない不安が身に覚えのある痛さで、映画を観ている時ですらこんな思いをしなきゃならないのかと息が詰まるようでした。見始めてしばらくは『この作品のタイトルが…?「LOVE LIFE」…?』と疑問に思いましたが、終わってみたらとてもストンと腹に落ちる感覚がありました。面白かったです。
峯岸みなみ
タレント
手話で音声で韓国語でとあらゆる形の言語が、悲しみと喜びと愉悦と嘲りと孤独とがひきはがしがたく一体となった感情を帯びて、ことばがゆきかっている。登場人物が皆くたびれている。それでもなおただひとつきりの生涯たちが集っている。 「生きていてねともに」……まさしく!
齋藤陽道
写真家
『LOVE LIFE』に佇んでいる「それ」は、色鮮やかに私の記憶に侵入してくる。この感情にまだ名前は名付けられていない。でも確かに私は知っている。言葉にしようとすればするほど言葉に詰まってしまうー映画的な、あまりに映画的な映画。
牧原依里
東京国際ろう映画祭代表
深田晃司監督『LOVE LIFE』 ニンゲンの愛とは?を突き詰めた濃厚な内容でした。鑑賞後、だからLOVE LIFEか!と納得。そしてろう者役はろう者の砂田アトムさんの自然な演技が光り、違和感を抱くことなく鑑賞できました。
那須映里
手話エンターテイナー
物語の流れが次はどうなるか先が読めず面白いです。愛することの意味を様々な角度から考えさせられました。手話会話シーンにおける役者たちの表情の捉え方も見事で、ろう者役に、ろう当事者を起用した深田監督に拍手をお送りします。
那須英彰
俳優・NHK手話ニュースキャスター
ろう者を障がい者としてではなく1人の人間の感情の本質を抉り出し見事に人と人の魂のぶつかり合いに物語を昇華させている。見終わった後にこれほど自分の人との関わり方や距離感が根底から覆され新しい価値観が生まれようとする映画は初めてだ
早瀨憲太郎
敬称略・順不同
とても深田監督らしい、『LOVE LIFE』というタイトルからは想像もできないような、人と人との気持ちのすれ違いや、そこから生まれる痛みみたいなものが非常にリアルに繊細に描かれていて、僕は大好きな作品です。
是枝裕和
映画監督
空っぽになってしまった心の拠り所は、人や言葉のように分かりやすい場所にはない。
風が吹く、光が差す。猫が顔を出しては居なくなる。
ふと、恵みの雨だって降る。
不確かなものに導かれた先に、たしかな幸せがあるのかもしれない。
息するのを忘れて見入ってました。ラストシーンを見て、ちゃんと息をしようと思いました。
仲野太賀
俳優
ごくありふれた集合団地の空間が、胃がちぎれそうな緊張感を、息を呑むサスペンスを、
重層的な寓意を醸し出す……子役含むキャストのポテンシャルの引き出し方も超一級。
深田晃司監督、やはり世界レベル!
ライムスター宇多丸
ラッパー・ラジオパーソナリティ
薄氷の上に成り立つ私たちの日常。
理解しきれない多面的な他人と、繋がり離れて依存し裏切り、
その""どうしようもなさ""ごと抱えて、
手を携えて生きていく。
ままならない私たちが、
白黒つけることなどできない人間という生き物が、
それでも心底愛おしい。
宇垣美里
フリーアナウンサー
一言で感想を述べるのが難しい・・・。
とても素晴らしかったです。
小説や詩が言葉を尽くして、なんとかたどり着きたいとおもう場所が、
反射した光の中に、一瞬かもしれませんが、映り込んでいたような気がします。
それがなんなのか、やはり言葉にするには難しいのですが。
燃え殻
会社員・作家・エッセイスト
得体の知れない気味の悪さや逃れようのない不安が身に覚えのある痛さで、映画を観ている時ですらこんな思いをしなきゃならないのかと息が詰まるようでした。見始めてしばらくは『この作品のタイトルが…?「LOVE LIFE」…?』と疑問に思いましたが、終わってみたらとてもストンと腹に落ちる感覚がありました。面白かったです。
峯岸みなみ
タレント
手話で音声で韓国語でとあらゆる形の言語が、悲しみと喜びと愉悦と嘲りと孤独とがひきはがしがたく一体となった感情を帯びて、ことばがゆきかっている。登場人物が皆くたびれている。それでもなおただひとつきりの生涯たちが集っている。
「生きていてねともに」……まさしく!
齋藤陽道
写真家
『LOVE LIFE』に佇んでいる「それ」は、色鮮やかに私の記憶に侵入してくる。この感情にまだ名前は名付けられていない。でも確かに私は知っている。言葉にしようとすればするほど言葉に詰まってしまうー映画的な、あまりに映画的な映画。
牧原依里
東京国際ろう映画祭代表
深田晃司監督『LOVE LIFE』
ニンゲンの愛とは?を突き詰めた濃厚な内容でした。鑑賞後、だからLOVE LIFEか!と納得。そしてろう者役はろう者の砂田アトムさんの自然な演技が光り、違和感を抱くことなく鑑賞できました。
那須映里
手話エンターテイナー
物語の流れが次はどうなるか先が読めず面白いです。愛することの意味を様々な角度から考えさせられました。手話会話シーンにおける役者たちの表情の捉え方も見事で、ろう者役に、ろう当事者を起用した深田監督に拍手をお送りします。
那須英彰
俳優・NHK手話ニュースキャスター
ろう者を障がい者としてではなく1人の人間の感情の本質を抉り出し見事に人と人の魂のぶつかり合いに物語を昇華させている。見終わった後にこれほど自分の人との関わり方や距離感が根底から覆され新しい価値観が生まれようとする映画は初めてだ
早瀨憲太郎
映画監督