LOVE LIFE

CAST

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木村文乃[大沢妙子] FUMINO KIMURA

きむら・ふみの/1987年10月19日生まれ、東京都出身。映画『アダン』のオーディションでヒロインに選ばれ、2006年公開の同作品にて女優デビュー。同年、映画『風のダドゥ』で映画初主演。2014年、第38回エランドール賞新人賞を受賞。主な出演作は、映画『ポテチ」(12/中村義洋監督)、『くちびるに歌を」(15/三木孝浩監督)、『伊藤くん A to E』(18/廣木隆一監督)、『ザ・ファブル』シリーズ(19・21/江ロカン監督)、ドラマ『梅ちゃん先生』(12/NHK)、『マザー・ゲーム~彼女たちの階級~』(15/TBS)、『殺人分析班』シリーズ(15~19/WOWOW)、『サギデカ」(19/NHK)、『麒麟がくる』(20/NHK)、『七人の秘書』(20/テレビ朝日)など。

COMMENT

余計についてしまったものを全部そぎ落として、
これまでとは違う道へひたむきに進みたいと思った時に「LOVE LIFE」とのご縁を頂きました。

深田監督の人柄を知れば知るほど、
安心して身を委ねて、監督が作られた本の中にある
大沢妙子という、ひとりの人を
精一杯生きてみようと思いました。

深田晃司監督作品を
これまでご覧になっている方々にとっても
私のことを応援してくださっている方々にとっても
とても新しい一面が見える作品になると思います。
本作を通して、自分なりの「LOVE LIFE」という言葉の意味を、見つけて頂ければと思います。

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永山絢斗[大沢二郎] KENTO NAGAYAMA

ながやま・けんと/1989年3月7日生まれ、東京都出身。2007年にドラマ『おじいさん先生」(NTV)で俳優デビュー、08年には「フレフレ少女』(渡辺謙作監督)で映画初出演。10年公開の初主演映画『ソフトボーイ』(豊島圭介監督)で、第34回日本アカデミー賞 新人俳優賞を受賞。主な出演作は、『ふがいない僕は空を見た』(12/タナダユキ監督)、『みなさん、さようなら」(13/中村義洋監督)、『藁の楯 わらのたて』(13/三池崇史監督)、「アンフェア the end』(15/佐藤嗣麻子監督)、『エルネスト もう一人のゲバラ』(17/阪本順治監督)、『泣き虫しょったんの奇跡』(18/豊田利晃監督)など。出演映画『冬薔薇』(阪本順治監督)、「峠 最後のサムライ』(小泉堯史監督)が2022年公開。

COMMENT

深田監督の作品は「淵に立つ」を拝見していたのですが、このお話をいただいた時は、とても嬉しかったです。監督の作品は、一言ではまとめられない監督の色が、どこかしらすごく出ていて、俳優としてもっと早くいろんな作品を見ておけば良かったなと思いました。

監督は天使なのか悪魔なのか。まぁ、両方持っているんでしょうけど。宇宙人みたいな人ですよね。探り探り、撮影していました。最近はテレパシーも受け取れるようになってきました。

久しぶりの映画の撮影なので、自分自身ほくほくしている部分もありましたし、朝起きて、ワクワクしている自分が少しいるというか、幸せな現場に携わることが出来たと感じています。

二郎という役を貫いて、完成した本編に「LOVE LIFE」の音が流れるのを聞くのを楽しみにとっておきたいと思います。

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砂田アトム[パク・シンジ] ATOM SUNADA

すなだ・あとむ/1977年4月16日生まれ、愛媛県出身。愛媛県立松山聾学校小学部時代から父の影響で演劇や舞台に興味を持つ。演劇活動を目指して上京後、日本ろう者劇団などで全国各地の舞台に立つ。1999年、映画「アイ・ラヴ・ユー』(99/大澤豊監督・米内山明宏監督)にて映画デビュー。テレビ『みんなの手話』『手話で楽しむみんなのテレビ』(Eテレ)にて手話の会話劇に出演、書籍・DVDなどの手話表現モデルとしても活躍。現在、日本ろう者劇団の手話狂言への出演、手話関係のイラスト・絵画活動、手話指導、芝居などを行うほか、YouTubeチャンネル『砂田アトム』にて精力的に手話トークを更新中。

COMMENT

映画『LOVE LIFE』に出演させていただいてすごく嬉しく思っています。

共演した木村文乃さんは本当に素晴らしい方です。木村さんの“目”の表情というのはものすごく伝えてくるものがあって、目の奥から言葉が伝わってくる、そんなことを感じました。

内容は「愛とは何か」そして日本人と韓国人の関係、さらに聞こえる人と聞こえない人との絡みなど、さまざまなものが盛り込まれた映画になっています。

非常に魅力ある作品ですので、是非皆さまもご覧ください。そして聞こえない人たちの文化、聞こえない人の生活様式、さまざまなものが盛り込まれておりますので、聞こえる人も聞こえない人も、一緒に観ていただけたら非常に嬉しく思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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山崎紘菜[山崎理佐] HIRONA YAMAZAKI

やまざき・ひろな/1994年4月25日生まれ、千葉県出身。2011年、第7回「東宝シンデレラ」オーディションにて審査員特別賞を受賞。12年、映画『僕等がいた」(三木孝浩監督)で女優デビュー。映画・ドラマに出演するほか、雑誌『JJ』でレギュラーモデルを務めるなど幅広く活躍。20年米公開の映画『モンスターハンター」(ポール・W・S・アンダーソン監督)でハリウッドデビュー。映画『orange-オレンジ-』(15/橋本光二郎監督)、『スタートアップ・ガールズ」(19/池田千尋監督)主演、『ブレイブ-群青戦記ー』(21/本広克行監督)ほか。映画『わたし達はおとな』(加藤拓也監督)が6月10日公開。

COMMENT

役名が自分の名前と同じ「山崎」で、役柄の設定に自分と重なる部分も多かったので、オーディションの時から山崎理佐という人物にとても親近感を抱いていました。なので出演が決まった時はとても嬉しかったですし、今作との出会いに何か運命的な物を感じました。

深田監督は「観客に向けて何かを伝えようとするのではなく、目の前にいる相手に、共演者に伝える事に集中してほしい」とおっしゃられていたので、撮影中はただただその事だけを全うしようと努めていました。「なんでこんな事を言ってしまったのかわからないけど口走ってしまった」というような無意識の領域をお芝居で見つけようと模索した経験は、私にとってとてもかけがえのない財産となりました。今作に、そして監督との出会いにとても感謝しています。

私自身、この映画を見終わった後にどんな感情が湧き出てくるのか、全然予想がつきません。全く新しい、自分でも出会ったことのない感情に出会えそうな予感がして、とても楽しみにしています。見てくださった方がどんな感想をお持ちになるのかぜひ知りたいです。

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神野三鈴[大沢明恵] MISUZU KANNO

かんの・みすず/1966年2月25日生まれ、神奈川県出身。テネシー・ウィリアムズが描くガラスのような精神に共鳴し、それを演じたいという衝動で女優になる。舞台「三谷版 桜の園』(12/三谷幸喜演出)「組曲虐殺』(12/栗山民也演出)で第47回紀伊国屋演劇賞個人賞、「マクベス』(19/V・ベリャコーヴィッチ演出)「組曲虐殺』(19/栗山民也演出)で第27回読売演劇大賞最優秀女優賞、『All My Sons」(20/詩森ろば演出)で第28回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞。他の近年の主な出演作に、映画「ちょっと思い出しただけ』(22/松居大悟監督)『ミュジコフィリア』(21/谷口正晃監督)「その日、カレーライスができるまで』(21/清水康彦監督/声のみ出演)『37セカンズ』(20/HIKARI監督)、ドラマ『マイファミリー』(22/TBS)「ダブル』(22/WOWOW)、舞台『ザ・空気ver.3 そして彼は去った...」(21/永井愛演出)「オレステイア』(19/上村聡史演出)など。7月9日に出演する舞台『ダディ」(小川絵梨子演出)が開幕、また本作と同じく9月9日に【映画】「百花』(川村元気監督)の公開も控えている。

COMMENT

初めての深田監督は
映画をつくること
みんなが尊重し合える状況で映画をつくること。
純粋にそれのみに魂が熱く青く燃えているようで、
私はとても幸せでした。

脚本を読み終えた時
不思議な「救い」を感じました。

罪を抱え、どうしようもない真っ暗な世界の中で生きる時 初めて覗く何かの存在、人生詰んだ、、ではなく、その人生そのものが
もしかしたらその人の「人生の個性」なんじゃないか、、そこからが真に与えられた宿題のような、、
そんな感覚になりました。

何かの存在に名前はつける勇気がまだないけど
空を見上げた時にふっと
感じました。
皆さんと繋がる同じ空に。

皆さん それぞれの
LOVE LIFE を感じてくださったら嬉しいです。

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田口トモロヲ[大沢誠] TOMOROWO TAGUCHI

たぐち・ともろを/1957年11月30日生まれ。84年、パンクバンド・ばちかぶりを結成。89年、映画『鉄男TETSUO』(塚本晋也監督)に主演し俳優としても注目を集める。97年、映画『うなぎ」(今村昌平監督)他で、毎日映画コンクール男優助演賞を受賞。映画監督作に03年『アイデン&ティティ』、09年『色即ぜねれいしょん』(新藤兼人賞銀賞)、15年『ピース オブ ケイク」がある。22年の出演作品にNetflix「新聞記者/The Journalist」、舞台「千と千尋の神隠し」釜爺役など。また、主演ドラマ「名建築で昼食を 関西版」が22年年内に放送予定。ナレーターをつとめた「プロジェクトX~挑戦者たち」4Kリストア版はBSプレミアムで再放送中。

COMMENT

現代社会が生み出して、隠れがちな歪なものであったり、闇であったりというのを、本当に静かにあぶり出す。 その毒素もひっくるめて「LOVE LIFE」であると。一見静かですけど、生きる人間たちにとっては、ハードコアな気持ちが存在しているんだっていうところの面白さを感じて頂けたら、興味深く、見て頂けるのではないかと思います。

映画「LOVE LIFE」見て、感じて、そして考える映画になると思います。

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